概要

ぴゅう太をエミュレートします。


2022/01/30

データレコーダに対応するのを忘れていたため、対応しました。
メニューから「ファイル」‐「データレコーダ」を選択するか、「設定」‐「ウィンドウ」‐「Data Recoder」から操作できます。

ただ、実機から録音したテープが手元にないため、実機から録音したテープを読み込むには調整が必要になると思います。

思っていたより対応が面倒でした(CPUの仕様書に必要な情報が見つけられなかったり、LSB/MSB表記が逆であったりなど)。
Enriさんの回路図を参考に、データレコーダの入力が割り込み(INT4/EC)へ繋がっているのは分かるのですが、CPUから状態を読めるピンがなかったため割り込み+デクリメンターのみで処理を行っているのかと思っていました。
どうも、CRU経由で0xed00を読み込むことで、データレコーダの入力状態が分かるようです。

処理の流れは、

INT4/ECピンからの割り込み待ち(波形がハイからローになるのを待つ(INT4/ECピンが立下りエッジのため))。
割り込み発生後、デクリメンターに400を設定して1600clk毎に割り込みを発生させる。
割り込み発生時にビットを取得する×4回を行った後、もう一度INT4/ECピン待つから同じ処理を行うことで8bit取得。
上記を1000回繰り返して最後に取得した1バイトデータを確認、正常ならデータの読み込みを開始する。

ネットで調べていると実機でのデータレコーダ読み込みは厳しいらしいのですが、データ有りの開始に割り込みを使用していたり、データレコーダの入力と出力や、その他機能が同じラインに接続されているようなので、これだと厳しいだろうなと...