概要

libvdmgrを使用した、システムを実行するためのRaspberry PiのRASPBIAN用アプリです。

メニュー説明

メニュー	説明
開く	システムで指定されている形式のファイルを開きます。通常は、ROMや、ファームウェアのイメージファイルを指定します。正しく読み込みが完了した場合、システムはハードリセットされます。
リセット	システムを、ソフトリセットします。
描画	描画サイズを選択します。
バイリニアフィルタ	画像にバイリニアフィルタを有効にするかの選択をします。
スキャンライン	スキャンラインを有効にする他の選択をします。
ターゲットシステム	使用するシステムを選択します。 configディレクトリにある、システム構成ファイル（iniファイル）が表示されます。
ボタン割り当て	システムで使用するボタンの割り当てをします。システム毎に割り当てをする必要があります。
メニュー操作ボタン割り当て	メニューを操作するボタンの割り当てをします。
終了	vdmgrを終了します

メニュー操作

操作	キー
上	↑
下	↓
左	←
右	→
決定	左 Ctrl
戻る	左 Shift
メニュー表示・非表示	Tab

「メニュー操作ボタン割り当て」から、ジョイスティックや他のキーへ割り当てることができます。

補足

現在のlibvdmgrは、処理速度より再現度を優先にしているため　Raspberry Piでは動作が重いです。
SG-1000やZ80 TVゲームはそのまま動きますが、NGPocketはオーバークロックしてギリギリ、ファミコンはかなり重くなっています。
XWindow上では動作が非常に重いため（NetwalkerのCortex-A8（800MHz）で何とか動かせる言う位重い）、OpenGLESを使用しています。
XWindowを起動する必要はありません（起動させない方が良い）。
UART、複数ウィンドウ、ウィンドウ操作インタフェースは未実装（UART、I2C、SPIは、Raspberry Piの機能を使用できるようにする予定、システム上のCPUからSPIを制御し、物理デバイスを制御すると言ったことを可能にする）。

謝辞

日本語フォトに、k12x10フォントを利用させて頂いています。
大変有用なフォントを有難うございます。

参考資料

今回作成するにあたり、下記サイトを参考に作成しました。
大変貴重な情報を公開していただき有難うございます。